八宝亭殺人事件 犯人の動機/西野ツヤ子のトラウマについて。

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7月20日の「アンビリバボー」八宝亭事件が紹介。
犯人の山口常雄の動機共犯者の西野つや子について、
戦後すぐに発生した残忍な一家惨殺事件の感想とともに記事にします。

また、この八宝亭殺人事件を調べるうちに、
他の一家惨殺事件の内容も知り、犯人の生い立ちや性格について、
思う事があったので、書いてみます。

1.八宝亭事件 概要

八宝亭事件とは、1951年に発生した残忍な一家惨殺事件。

2月22日に東京中央区築地の中華料理店「八宝亭」の店主岩本一郎さんと、
妻、2人の子どもたちが薪割りで頭を打ち割られ惨殺された事件。
犯人は現金3、4万円と預金通帳を持って逃走・・・というもの。

事件現場には血がべっとりで、4人全員が頭部を完全に割られていたそう。
薪割りでの殴打回数は、4人で合計50回にも渡ると見られる残忍な事件。

子どものうち1人は逃げようとしたのか、
ふすまに手をかけ半立ちの姿勢で亡くなっていたそう。

逃げようとしたということは、家族が殴打されるのを見ていて、
相当な恐怖を感じたということですね・・・。
まだ10歳だったのに・・・

事件の第一発見者は、山口常雄という住み込み店員。
山口は捜査に積極的で「太田成子という女が事件の前日に雇われ、
事件前日の夜中1時頃に男となにやら話していた。
その翌朝、起きたら皆が殺されていて、太田成子はいなくなっていた」
と話したそう。

このような事件では、「第一発見者が一番怪しまれる」
ということも多いのですが、この山口常雄は当初は警察も、
全く怪しんでいなかったそうです。

その理由は、山口常雄が裕福な家の出身で、明るくて、
友好的な性格だったからというのもありますが、
この山口常雄の捜査への協力ぶりがハンパなかった
ようです。

2.山口常雄の動機はお金?

アンビリバボーでは、中村という仮名で登場するこの山口常雄。
残忍な事件がどのように紹介されるのかは興味深いのですが、
八宝亭事件について調べると、事件後の山口常雄の行動が、
不可解
すぎて、ちょっとコワイくらいです。

残忍な事件の犯人が、積極的に捜査に協力することは、
珍しくもなんともないし、よくありますよね。

でも、山口常雄は、「太田成子が怪しい」と言ったほかに、
かなりの熱意を持って捜査に協力していたそうです。

太田成子の似顔絵(モンタージュ写真)を作成したり、
5000冊もの売春婦台帳を調べて、太田成子がいないか探したり・・・。

「恩を感じているご主人家族に酷い事をした犯人が早く捕まってほしい」
と言い、自分で事件の推理までして、記事を書き、
朝日新聞に掲載されたのだとか。

しかし・・・・

ここまでしておいて、結局、この山口常雄は逮捕されます。
それは、太田成子とされる女性が見つかり証言したことから。

女性は「この人に言われて岩田さんの預金を下ろそうとしたけど、
ハンコが違って失敗して怖くなったので実家に帰った」
というようなことを証言したそう。

その証言をもとに問い詰めると、山口は犯行を認めます。
しかし「詳しくは明日話す」と言った翌日未明に、
犯行の詳細や動機を語る事なく、青酸カリで服毒自殺をしたようです。

周りは山口を無罪だと思っている人が多く、
既に有名人となっていた山口に対し「あんな好青年が何故?」
という世論だったようですが、山口の生い立ちを調べると、

やっぱりお金目的の犯行だったのか?と思うような、
ふらふらしたダメ人間だったようです。

3.山口常雄 生い立ち

山口常雄は、明るくて人懐っこい好青年なんかではなかったようです。

実際は『ルーズなダメ人間』で、生い立ちは・・

  • 尋常小学校を卒業後に軍需工場に勤務。
  • 病気を患い退職し、16歳から町役場で働く。
  • ルーズな性格で女性関係が原因で金に困る生活。
  • 困窮し、役場で取り扱う物資を横領。
  • 1948年に犯行が発覚し逮捕され、同時に役場を退職

とのこと。

うわー・・・まさに八宝亭はヤバイ経歴の人を雇ってしまったんですね。
人懐っこいというのも、実際には口が上手く女たらしで、
他人に取り入るのが上手かったのでしょうね。

就職面接というか雇ってもらう際の自分の経歴も、
きっと経歴詐称したのでしょうね・・・。
前職で横領!なんて言ったら採用されないので・・。

この24歳の、とても感じの良い青年が犯人だったことに、
警察もびっくりしたそうなのですが、捜査を進めるとやはり、
山口常雄の供述には怪しい点がたくさんあったようです。

  • 1階で寝ていた4人を薪割りで40回以上も殴打している犯人なのに、
    何故2階に寝ていた山口常雄だけが無傷だったのか?
  • 山口は第一発見者なのに、病院に行ったり警察へ通報したりしていない

こういう事もあり、やはり全てを総合すると、
『(自殺により)動機ははっきりとはわからないけれど、
犯人が山口常雄ということは間違い無い』のでしょう。

動機もお金目的な気がしますね。
雇われる以前から「住み込みで働けばお金を盗むチャンスがある!」
などと考えていたのかも知れません。

4.太田成子の本名は西野つや子

この八宝亭事件では、ちょっと不可解な事があります。

それは、山口常雄は「太田成子という女」と言っていたのに、
見つかった女性の名前は西野ツヤ子だったそう。

これは、山口自身が「本当に西野ツヤ子が見つかったら困る!」
と思っていたからわざと違う名前を警察に告げたのか?
・・・真相はよくわかりません。

の西野つや子も、不幸な生い立ちだったようです。
両親に結婚を反対され、お金にも困っており、
そのため売春婦として働いていたようなのですが、
洋裁学校に行きたいと願っていたそうです。

そんな時、山口から「うちの八宝亭で働いたら?」と
誘われ、実際に働くのですが・・・。

私が気になるのは、この西野ツヤ子さんのトラウマは、
どのくらいだったかということ。

住み込み女中として雇われた次の日に、
朝起きたら凄惨な殺人現場に遭遇し、山口に、
「お金を下ろしてこい!」
と言われる・・・。
失敗して怖くなり、逃げる・・・。

共犯者と言われていますが、お金を下ろすと依頼されただけではなく、
殺害前から計画を聞かされたり、協力を求められたりしたのでしょうか・・?

一応、共犯者とは見なされずに刑は免れたようですが・・
アンビリーバボーではどんなストーリーで放送されるのか、楽しみです。

このあたりは、放送で知りたいと思います。

5.アンビリバボー 八宝亭事件 感想

そんなミステリーだらけの築地八宝亭事件ですが、
7月20日の放送では、どのように解説されるのでしょうか?

放送を楽しみにしています。

<追記>

山口の人格についてですが・・・
本当にダメ人間だったのか?というと、
よくわからなくなってきました。

村役場での横領事件も・・
「これは横領ではなく、物資がなく困っている村人に
物品を渡していた英雄だ」と当時は言われていたようです。

一体何故・・・?

↓↓↓↓

放送を見ましたが、やはり一周回ってダメ人間だったようですね。

山口の評判が良かったのも、
(ただ、他の犯罪者と同じように)
人から好かれる才能や人を騙す才能を持っていたから。

なんだか、もったいないですね。
記者とも仲良くなれるし、誰からも好かれるという、
その才能さえあれば、人生なんだってできるのでは・・・?

無口で孤立していたなら、わかるけど、
これだけのコミュニケーション能力があるのだから、
中華店で一生懸命働けば十分幸せな生活できたはず。

地道に働くより人を殺して大金を奪おう

↑やはり、これがサイコパスの特徴なのですね。

お金は確かに大切だけれど、ある程度生活できるお金があれば、
後は家族や友人と楽しく生活できるかどうかだと思うので、
こういうもったいない生き方をしている人を見ると、
やはり理解できない気持ちでいっぱいです。

そもそも人間の頭をナタで割る事ができるくらいの人間性なので、
その時点で山口常雄はサイコパスであって普通の人ではなく、
彼を理解できないのは当たり前なのかもしれませんが・・・

最後に。
住み込みで人を雇うのは、恐怖そのものですね。

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